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dex.fm

@hydrakecatさんに誘われてdex.fmというpodcastを始めました。

第1回はN developer previewについて話しています。

日本でAndroidメインでやってるpodcastってあまりなかったと思うので、隔週くらいのペースでAndroid系の話ができればいいな…と思っています。

ゲストに出ていただけると嬉しいので、我こそはという方は@hydrakecatか@hotchemiまでmentionをお待ちしています。

ご査収の程何卒宜しくお願い致します。

https://dexfm.tumblr.com/post/143675501913/01-n-developer-preview

モバイル開発組織変遷モデル

今月から2年半いた組織を離れて新しい環境で、相も変わらずモバイルエンジニアとして働いている。

これまでモバイル開発専門の組織から1チームでAPIからアプリまで面倒を見るようなチームで働いてきたが、今の現場はまだモバイルチームがそんなに成熟しているわけはなく、これから色々と整備していこうという段階である。

これまでの経験の中で、どうやらモバイルアプリの開発組織には成長の過程に一定のパターンがあるらしい事に気付いた。

その変遷は、あたかもタックマンモデルの如く4つの段階から成っているように思える。

創生期

  • 人数: 約1-3人
  • 業務内容: Webviewベースのアプリのメンテ、スクラッチ開発等

組織がこれからモバイル開発にトライしていこうという状態、もしくはあまり力を入れていないがとりあえず既存アプリはメンテしたいという状態。

組織自体のモバイルへのコミットメント意識が薄いため、立場が弱くなりがちで立ち回りや政治に苦労する。

また、とにかく忙しいのでこの時期に作ったソフトウェアは大体後で捨てるハメになる。

やりたい事は色々あるけど手がつけられない状態。

形成期

  • 人数: 約4-7人
  • 業務内容: 継続的なアプリのエンハンス

創生期から採用が成功して人が増えた状態。

それなりに詳しいメンバーが入ってきたり、組織の中でもモバイルをやっていこうという機運が高まっていて高揚感を得やすい。

創生期ではWebメインで動く事が多かったが、立場が強くなったのでプラットフォーマー独自のガイドラインへの追従やアプリ独自の機能を実装したくなる。

創生期の反動か、とりあえず新しいライブラリや技術を手当たり次第に突っ込んでみたくなる。

確立期

  • 人数: 約8-10人
  • 業務内容: エンハンス + QA体制の整備や情報共有

統一期から更に人が増えると、複数アプリの開発が並行したりで各自が何をやっているのかが把握しきれなくなり、作業のお見合いや漏れが発生するようになる。

そうした事態を防ぐ為に、部署横断の会議や勉強会が開催されるようになる。

また、アプリのユーザーが増えたりコンバージョンが増加した結果、これまで以上の品質が求められる事になり、開発フローの整備やQA体制の充実に力を注ぐようになる。

新技術の採用に関しては勢いでいくと失敗するので、ちゃんと検証してやっていこうねという雰囲気になる。

成熟期

  • 人数: 約10人-
  • 業務内容: APIからアプリを含めた一気通貫の開発

更に組織が成熟すると、アプリのみに注目していてはこれ以上の改善が難しい事に気づき、APIやサーバ側の開発にアプリエンジニアが挑戦していくフェーズになる。

ここまでくると、モバイルエンジニアはWeb・APIチームと融合してサービスを作っていくフェーズになり、組織自体が解散、縮小される事もある。

あるいは、BFFのようなアーキテクチャデザインパターンを用いてモバイルに最適化されたシステムが開発される様にもなる。


この先はよく分からない。また新しいチームで創生期に戻るのかもしれないし、更に専門性を高めたい人間はモバイル一本に絞っていくのかもしれない。

モバイルエンジニアという職種が確立された理由としては、プラットフォーム及びオープンソース界の進化が速すぎて専業でなければキャッチアップしきれない、という背景があったように思う。

しかし、そのピークは過ぎた感じもあり、今後はどうなるだろうか。

個人的にはWeb開発者がAPIもフロントも書く様にアプリ開発者がAPIを開発するという状態がコモディティ化する気がするが、現状ではビルドの待ち時間やUIを磨き込む工数がWebよりも大幅にかかってしまう。

PlaygroundやInstant Runのもう一歩先を行くようなブレークスルー待ちといった所か。

思ったままに書き殴ったので細かい所は齟齬があるような気もするが、芯は外していない感じがする。

モバイルエンジニア、あるいはその組織のマネージャはこの図を見るとなんとなく次に目指すべき所が分かるのではないだろうか。

QuipperにJoinした

英語版こちら

4/1からQuipperAndroidエンジニアとしてJoinする事になった。

別にリクルートを退職したわけではなく、今流行りの(?)社内転職である。

私は元々リクルートテクノロジーズの社員として働いていたが、今月からリクルートマーケティングパートナーズに転籍し、そこからQuipperに出向するという設定になる。

異動

話が逸れるが、リクルートにはキャリアWebと呼ばれる社内転職制度が存在しており、グループ各社の求人が定期的に社内求人サイトにupされる。イメージとしては下記の様な感じ。

レジュメを送ってプログラミングテストを受けて、面接を通過してマッチングすれば上司に引き止められる事なくそのポジションに異動する事ができる。ちなみに、今回リクルートからQuipperにエンジニアとして異動するケースは初めてらしい。

モチベーション

私は元々受験サプリというサービスの開発に関わっていたが、受験サプリはスタディサプリと名を変えてQuipperが開発していくことになった。

そうして職を失った私は他のサービスを担当する事になったのだが、このサービスの社会的意義、可能性は大きいと感じていたので、良いタイミングだと思い手を上げた。移管プロジェクトにも多少関わっていたので、思ったよりもスムーズに事が進んだ。

スタディサプリが何たるかに関しては以下の記事が詳しい。

また、私はAndroidアプリ開発をメインとして(最近Web開発がメインだったけど…)2年程働いてきたが、より面白いチャレンジができるのは国内よりも海外、特にネットがあまり発達していない途上国に事業展開している会社だと考えるようになった。

Quipperは日本でスタディサプリを始めたばかりだが、フィリピンやインドネシアで既に大きくユーザーを獲得しており、今はメキシコでの展開に力を入れている。各国のネットワークや端末スペックに最適化したユーザー体験を作りこんでいく必要があるだろうと思い、自分に挑戦できる事が多くあると感じた。

勿論日本でもアプリを出しているので、国内外両方の開発に関われてお得感がある。

環境

余談だが以前から海外の会社で働いてみたいと考えており、オファーを貰ったベルリンの会社に転職しようと思っていたのだが、仕事は別にしていざ移住するとなると面倒な手続きが多く二の足を踏んでいた。

Quipperは世界5ヶ国にオフィスがあり、様々な国の人達がサービスを成長させようと頑張っている。勿論社内の公用語は英語であり、日本を拠点としながらそういった環境に身を置けるというのは自分にとっては願ってもない事だった。

以下の様な制度もできて今後更に良い感じになりそう。

まとめ

何が言いたいかというとつまり、Quipperでは事業の拡大に伴いCoolな開発者、デザイナーを積極募集している。

教育事業で世の中を良くしたいという人や、インターナショナルな環境で働きたいという人にはお勧めだと思うので、ぜひご検討頂きたい。

開発はロンドン/マニラ/東京で行われているので、日本に住んでいなくても問題ない。